杉並区大宮2-3-1(平成20年2月16日)
東経139度38分46.43秒、北緯35度40分45.65秒に鎮座。
この神社は、善福寺川沿いの和田掘公園の川を挟んで南側に鎮座しております。神社入口に「御鎮座945年・東京のへそ・子育厄除八幡さま」と書かれた看板が目を引きます。この辺りが東京都全体の人口重心となっているいる所から、そう呼ばれているようです。
住宅地にあるにもかかわらず、緑多き趣のある落ち着いた神社です。今回二回目の来社ですが、何時来ても参拝の方がいらっしゃる神社です。ここでは若い方がたが熱心にお祈りをしている姿が印象に残りました。
第70代・後冷泉天皇の天喜年中(1053〜57)のこと。奥州に乱が起き、この乱を鎮めよとの勅命をうけた鎮守府将軍・源頼義公の軍がこの大宮の地にさしかかると、大空には白雲が八条にたなびいて、あたかも源氏の白旗がひるがえるような光景となりました。源頼義公は、「これは八幡大神の御守護のしるしである」と喜ばれ、乱を鎮めた暁には必ずこの地に神社を構えることを誓って、武運を祈り出陣されました。そして奥州を平定して凱旋のおり、誓いの通り康平6年(1063)、京都の石清水八幡宮より御分霊をいただいて、ここに神社を建てました。これが当宮の創建の縁起であります。
大宮八幡公式サイトより。境内由緒書はこちら。境内の案内図はこちら。
神社入口と社号標。
参道。休日はこの参道両側が参拝の車で隙間無く埋まります。
神門と拝殿。
拝殿前の狛犬。堂々とした体格です。
(昭和10年(1935)3月吉日建立)
拝殿内部と本殿。
拝殿内の神殿狛犬。
境内の御神木。
本殿左手の境内社。
(明和8年(1771)11月吉日建立)
本殿右手の大宮天満宮。
神楽殿
神門右手の多摩清水乃社。