天神社

杉並区高井戸西1-7-2 (平成28年11月13日)

東経139度36分55.50秒、北緯35度40分32.96秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
京王井之頭線「高井戸」駅より環八道りを南へ、「中の橋交差点」を右折、徒歩数分の所に所に入口があります。駅からは徒歩10数分の所に鎮座しています。

御祭神 面足命・惶根命

御由緒
この神社は旧上高井戸村の鎮守で、祭神は面足之命、惶根之命です。明治以前は第六天神と呼ばれていました。
創立年代は詳らかでありませんが、鎌倉時代の頃ではといわれています。天保年間(一八三〇〜一八四三)には本殿、拝殿が焼失してしまい、しばらく仮殿がありましたが、安政三年(一八五六)に現在の本殿ができ、最近更に中央高速道路新設にともない、鉄筋の覆殿が昭和五十年にできました。
明治以前の祭日は十一月二十二日で、宵宮になると農作業を終えた近所の人びとが、当番制で五人ずつ拝殿にこもり、お神酒を飲みながら世間話に興じ夜を明かしたということです。この「おこもり」の風習も昭和四十年頃には途絶えてしまいました。また昭和の初め頃まで「雨乞い神楽」がありました。これはお祭りをすると必ず雨が降ると言伝えられていたため、日でりが続くとお祭りをして神楽を奉納しました。
境内案内板 より

第六天社
除地、一段二畝廿二歩、村の北の方にあり、上屋二間に三間南向、内に小祠を置、社前に石鳥居を立、醫王寺の持、以下二祠も同寺の持なり、稲荷祠、二ヵ所本社の左にあり、
新編武蔵風土記稿>野方領>上高井戸宿>第六天社 より

社頭

神社入口

手水舎

振り返って

カールした鬣が見事な江戸流れ。拡大写真はこちら。
(大正6年(1917)4月吉辰刻成建之)

拝殿と狛犬

杉並区指定文化財の狛犬。拡大写真はこちら。
(明和8年(1771)辛卯9月吉日建立)

彫刻

拝殿内部

鞘殿


境内社。左より稲荷神社・稲荷神社・氷川神社・天祖神社・浅間神社・白山神社・秋葉神社