須賀神社

杉並区成田東5-29-3 (平成30年6月17日)

東経139度38分05.00秒、北緯35度41分41.02秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
東京メトロ丸ノ内線、南阿佐ヶ谷駅より徒歩10分程の所に鎮座しています。「夏越の大祓」の日に参拝しました。「茅の輪くぐり」の写真は本人の許可を得て撮りました。笑顔で「はずかしい・・・」とのことで、後ろ姿を撮らせてもらいました。

御祭神 素戔嗚命

御由緒
除地、七畝、村の北の方字本村にあり、社は二間半に二間、~體なし、社を隔ること二十間ばかりに鳥居をたつ、例祭定れる日なし、農間を以て聊~酒を供す、
新編武蔵風土記稿>多摩郡>成宗村>牛頭天王社 より

この神社は旧成宗村本村の鎮守で、祭神は素戔嗚命です。社名は祭神が同じ素戔嗚命である出雲の須賀社にちなんだものです。
当社の由緒については、近世初期に社殿を造営したとも、あるいは天慶四年(941)に創建され、慶長四年(1599)に再建されたとも伝えられていますが、安政年間に記録を焼失したため詳かでありません。しかし、いずれにしても近世初期にはすでに建立されていたものと思われます。
江戸時代の当社は牛頭天王社と呼ばれていました。これは素戔嗚命は牛頭天王の垂跡という神仏混淆の考えによるものです。『 新編武蔵風土記稿 』は、江戸時代の当社について「字本村に鎮座し、社は二間半に二間、・・・・社から二〇間ばかり離れて鳥居を立つ、例祭は不定、農間に神酒を供す」と、記しています。
明治維新後、当社は成宗村の村社として人々の信仰を集め、昭和三十三年には社殿を新築、同時に旧拝殿を神楽殿に改築するなど、現在の景観を整えました。また境内末社としては御嶽神社と稲荷神社があります。
杉並区教育委員会

御朱印

入口

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

手水舎

神楽殿(元拝殿)

茅の輪くぐり

拝殿

社殿右側、絵馬掛け・おみくじ結び所

社殿左側

境内末社

境内社の手水舎

手水舎の右側

手水舎の左側

稲荷神社
御嶽神社