新宿区筑土八幡町2-1 (令和5年11月2日)
東経139度44分36.97秒、北緯35度42分03.40秒に鎮座。
この神社は、飯田橋駅の北西600m程の辺り、筑土八幡町の街中に鎮座しております。
御祭神 應神天皇・神功皇后・仲哀天皇
由緒
嵯峨(さが)天皇の御代(今から約千二百年前)に創建と伝えられる古い社(やしろ)で、伝教大師が神像を彫刻して祠(ほこら)に祀(まつ)る時に、筑紫の宇佐神宮の宮土をもとめて礎(いしずえ)としたので、筑土八幡宮と呼ばれるようになった。牛込東部の産土神(うぶすながみ)である。
東京都神社庁公式サイト より。
昔、嵯峨天皇の御代に武蔵国豊嶋郡牛込の里に大変熱心に八幡神を信仰する翁がいた。ある時、翁の夢の中に神霊が現れて、「われ、汝が信心に感じ跡をたれん。」と言われたので、翁は不思議に思って、目をさますとすぐに身を清めて拝もうと井戸のそばへ行ったところ、かたわらの一本の松の樹の上に細長い旗のような美しい雲がたなびいて、雲の中から白鳩が現れて松の梢にとまった。翁はこのことを里人に語り神霊の現われたもうたことを知り、すぐに注連縄をゆいまわして、その松を祀った。
その後伝教大師がこの地を訪れた時、この由を聞いて、神像を彫刻して祠に祀った。その時に筑紫の宇佐の宮土をもとめて礎としたので、筑土八幡神社と名づけた。
さらにその後、文明年間(1469〜1486)に江戸の開拓にあたった上杉朝興が社壇を修飾して、この地の産土神とし、
また江戸鎮護の神と仰いだ。・・・・・・
境内由緒書き より。
参道入口
参道
境内
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(文化7年(1810)庚午8月吉祥日建立)
神額
拝殿内部
本殿
宮比神社
御神木
庚申塔
神輿庫
神輿