葛谷御霊神社

この神社は西落合地区の鎮守社で、毎年1月13日には矢を射てその年の豊凶を占い、悪霊を駆除し豊作を祈るという伝統的な弓神事「備謝祭」が今でも連綿と受け継がれています。ここも地図に記載が無く中野区と新宿区の境目、哲学堂の直ぐ傍を目印にやっと行き着きました。住宅や日通の配送所に挟まれた狭い社域の神社ですが、深い緑の残された落ち着いた佇まい、摂社の木鼻、珍しいウサギ狛など新宿副都心に居る事を忘れる、安らいだ空間が保たれています。

新宿区西落合2(平成17年1月22日)

神社入口、明神鳥居

境内から入口を見る

拝殿

本殿

(皇紀2600年(昭和15年)建立)

この頃建立の狛犬は殆ど厳めしい顔つきです。
此処も阿が子取り、吽が玉取です。

摂社の見事な木鼻狛犬と龍の透かし彫り

社務所玄関にいたウサギ狛一対

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