秋葉神社

新宿区矢来町1-9 (平成25年12月1日)

東経139度44分08.65秒、北緯35度41分55.25秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
酒井邸の北側にある秋葉神社は火伏せ神として知られ、大名や大奥女中の信仰を集めたとのこと。東京メトロ東西線「神楽坂」駅出口(入口)2番矢来口より南へ徒歩数分の所に鎮座しています。都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅出口(入口)A 1からも徒歩数分の距離です。狛犬の台座には「小日向水道街」と刻まれています。現在の文京区小日向(第六天町、茗荷谷町、小 日向水道町、小日向台町、三軒町、清水谷町などが合併されて誕生)。小日向には小日向神社が鎮座しています。秋葉神社より北へ約1kmの所です。

矢来町の由来
若狭小浜藩主・酒井讃岐守忠勝が、1628年(寛永5年)三代将軍家光から牛込に下屋敷を貰い、周囲の土手を竹矢来で囲んでいたためとされる。この酒井邸の竹矢来は江戸名物の1つに数えられていた。
ウィキペディア より

御祭神 迦具土神

御由緒
当社は寛永年中(1624〜1644)まで牛込横寺町に鎮座され、火除の神として崇められていたが、同所住民の願いにより、矢来の酒井若狭守の下屋敷へ遷座され、爾来酒井家の邸内社として崇敬せられていた。明治になって門戸を開き一般の人も参詣できるようになった。昭和27年に酒井家より、矢来町秋葉神社奉賛会に無償にて贈与せられ、昭和49年9月より宗教法人として発足した。

入口

社号標と鳥居

逞しく野性味溢れる江戸流れ。拡大写真はこちら。
(年代不明)

手水鉢(寛延四歳(1751)辛未二月)

社殿

社額

正雪地蔵尊

キリシタン灯籠としてかなり有名な地蔵さまです。「正雪」は天神町一帯が慶安の変(天一坊事件)の首謀者であった由比正雪の屋敷があった事から結び付けられたといわれています。