氷川神社

品川区西五反田5-6-3(平成19年3月18日)

 この神社は東急目黒線・不動前駅の東約250mに鎮座しています。都会の真ん中に残された神社ですが、未だ鎮守の杜の木々が鬱蒼と繁る参道を歩くと、外の喧噪が嘘のように感じられ、自然とゆったりとした気持ちに変化していくのが、分かるような落ち着いた神社でした。境内は明るく、昭和13年建立の社殿は重厚な感じがしました。

 主神:氷川神社・素盞嗚尊
 合祀:八幡神社・誉田別尊、諏訪神社・建御名方命、廣智神社・於母陀流神(面足命)、阿夜詞志古泥神(惶根命かしこねのみこと)
 末社:忍田稲荷神社
 例祭日:2月初午(旧初午)、9月13日前後の金・土・日曜日・例大祭
 由緒:旧村社で、創建は不詳ですが、「新編武蔵風土記」に「氷川社(境内五段一畝)、村の中央にあり鎮座年代詳ならず 昔は年貢地なりしが元禄年中より社地免除あり云々。」とありますので、徳川時代以前に鎮座されたものと思われます。明治41年、桐ケ谷村にあった諏訪神社、八幡神社、廣智神社が氷川神社に合祀されました。
 境内には自然の挽き水があり 氷川の滝(氷川の縣泉)と呼ばれ「江戸七瀑布」の一つとして有名です。(西五反田協和睦HPより)

社号標 神社入口
参道の様子 神楽殿
安政6年(1859)生まれの江戸流れ。阿吽共に子狛を連れています。
阿も殆ど口を開けず、穏やかな優しい眼をした狛犬です。   
 狛犬の拡大写真はこちらで
(安政6年(1859)9月吉日建立)
拝殿 本殿
末社・忍田稲荷神社
入口と社殿