旗岡(はたがおか)八幡神社

品川区旗の台3-6-12 (平成23年4月3日)

東経139度42分39.84秒、北緯35度36分5.09秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
東急大井町線「荏原町駅」より徒歩2分の所に参道入り口があります。江戸名所図会では「中延八幡宮」の名で描かれています。

御祭神 応神天皇、比売大神、神功皇后

当神社は長元三年(1030年)平忠常の乱を平定すべく、朝命を奉じた甲斐守・源頼信公が下総へ赴く際この地に宿営した祈、霊威を感得して源氏の氏神たる 八幡大神を奉斎し戦勝を祈願したのがその発祥とされています。
高台に陣を布き、源氏の白旗を立て大いに武威を誇ったことから、この地が「旗岡」あるいは「旗の台」と呼ばれたのです。
鎌倉時代中期に荏原左街門尉義宗公が当地の領主となり、鎮守としての御神徳の発揚に努めたことが当神社発展の基礎となりました。
江戸時代には、徳川家を始め武家の崇敬篤く、毎年二月十五日には各地から集まった武士達により弓の競射が行われていました。
当神社は創建以来千年近い歴史を歩んでまいりましたが、時移り時代が変っても常に氏子崇敬者の心の拠り所として親しまれ、敬われて今日に至っております。

神社入口と社号標

入口左右の狛犬。太めで堂々とした江戸尾立。拡大写真はこちら。
(文化5年(1808)戊辰10月吉日建立)

手水舎

拝殿

拝殿前の鈴昭和。拡大写真はこちら。

本殿

神楽殿

絵馬堂

脇参道