勝利八幡神社

世田谷区桜上水3-21-6(平成20年6月8日)

東経139度38分0.47秒、北緯35度39分32.35秒に鎮座。

 この神社は南に緑丘中学校、東側には日大桜ヶ丘高校、日大文理学部、松原高校、松沢中学などが有る文教地区の外れに鎮座しています。道路に沿って玉垣が設えられ、鎮守の杜の中に境内と社殿が綺麗に整備されています。境内右側には天祖神社、稲荷神社、旧本殿、神楽殿等が建ち並んでいます。

 御祭神:誉田別尊  相殿:宇迦之御魂神
 例祭日:10月体育の日
 境内社:天祖神社(相殿:多賀神社、大鳥神社、熊野神社、氷川神社、秋葉神社)、稲荷神社
 由緒:旧上北沢村(現上北沢・桜上水)の鎮守様で、万寿3年(1026)石清水八幡宮から勧請し創建されました。
 明治40年(1907)9月上北沢4丁目の山谷稲荷神社を合祀しました。「勝利八幡」の名にあやかって、スポーツ関係者の参拝が多いといいます。
 旧本殿は天明8年(1788)の再建で、世田谷区最古の社殿建築であり、区指定有形文化財となっています。

神社遠景
社号標
「勝利八幡神社 山谷稲荷神社」
神社入口
拝殿
本殿
境内社:天祖神社
相殿:多賀神社、大鳥神社、熊野神社、氷川神社、秋葉神社
天祖神社前、享和2年(1802)生まれの江戸尾立狛犬
昭和43年に整備された際、台座ごと獅子山風の岩の上に置き換えられたのでしょうか?やや不自然な造りではあります。丁寧で良い造りの典型的な江戸尾立ですが、やや剥落が始まり、阿は顔面がすっぽりと無くなっています。
 狛犬の拡大写真はこちらで
(享和2年(1802)8月建立)
境内社:稲荷神社
入口と社殿
稲荷神社の御眷属 昭和12年生まれのお狐様
やはり涼やかな目指しで優しそうな顔をしています。
(昭和12年(1937)7月建立)
旧本殿、鞘堂と社殿
旧本殿案内はこちらで
神楽殿 社殿前から見た境内の様子