菅原神社

世田谷区松原3-20-16(平成20年6月8日)

東経139度38分59.39秒、北緯35度39分42.99秒に鎮座。

 この神社は下高井戸駅と日本学園高校の中間辺りに鎮座しています。都心の住宅街の中にありながら大きな鎮守の杜が残され、境内や社殿が綺麗に整備された神社でした。入口左手に建つ絵馬殿の白壁に掲げられた人物彫刻や木鼻狛犬が素晴らしく、印象的でした。

 御祭神:菅原道真公
 例祭日:9月第4日曜日
 境内社:御嶽神社、稲荷神社、厳島神社
 由緒:「せたがや百景」の一つにも数えられている神社で、旧村社でした。
 社伝によると寺子屋を開いていた石井兵助直慶が寛文5年(1665)2月吉日に勧請したとされ、江戸時代には「天満宮」と呼ばれていました。境内には江戸時代の力石や文政の年の天満宮の扁額等が現存し、学問の神様として今でも広い崇敬を受けています。

社号標
「村社 菅原神社」
神社入口
入口左手に建つ絵馬殿 大きな梅の木が描かれた絵馬
絵馬殿の白壁に掲げられた人物彫刻
絵馬殿の木鼻狛犬
神楽殿 神楽殿下に置かれた力石
菅原神社の御眷属・撫で牛
拝殿前、大正15年生まれの流れ狛犬
この狛犬は長野で見てきたものとよく似ているような気がします。頬が膨らみ、顎髭から鬣が横に大きく張り出ている所為でしょうか?
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・石定刻 大正15年(1926)9月建立)
拝殿
拝殿内の様子
本殿前を護る瓦材神殿狛犬
本殿
境内社:御嶽神社、稲荷神社 入口
境内社:御嶽神社社殿
境内社:稲荷神社社殿
境内社:厳島神社入口
池に架かる神橋と厳島神社社殿