世田谷区給田1(平成17年11月12日)
この神社は世田谷区の西はずれ三鷹市との境界にほど近い給田1丁目の千川近くに鎮座しています。社伝によると、創建、由来などは明らかではありませんが、天文年間(1500年代)、府中の六所宮(武蔵国総社・大國魂神社)を勧請したと伝えられています。御祭神の大国魂神は大国主神と同神で出雲系です。明治42年、地内の神明社を合祀し、天照皇大神他六柱を配神としました。
社号標 | 神社入り口と奥に拝殿 |
拝殿内の様子。今まさに七五三の神事を行っています。 | 本殿 |
阿吽とも玉取で、阿は子狛もおり、江戸型です。左右に分かれて横に垂れる尾が流麗で、毛筋やサザエのように突きだした渦も鮮明で滑らかです。顔は優しさと威厳とを兼ね備え、歯並びや舌の造りも巧みです。 | ||
正面から | ||
背後から | ||
前から | ||
(登戸 石工・吉澤 耕石 大正8年11月23日建立) 阿は玉で遊ぶ子狛を軽く押さえています。補強の意味もあるでしょうが、石工さんの創意工夫が感じられる造りです。 |
境内社・稲荷神社入り口 | 境内社・稲荷神社社殿 |
神楽殿 | |