八幡社

世田谷区八幡山1-12-2(平成20年6月8日)

東経139度37分28.33秒、北緯35度39分27.18秒に鎮座。

 この神社は八幡山小学校の南約50mに鎮座し、昭和47年新築整備の境内や社殿は、とても綺麗に整備されています。又、境内には大きな山車庫があり、「例祭や世田谷祭りにはこの中の素晴らしい山車や神輿が出て賑やかですよ。」と境内にいらした方がおっしゃっていました。八幡山という地名の由来ともなった由緒ある古社のようです。

 御祭神:誉田別命、倉稲魂命
 例祭日:例大祭・9月22日、正・五・九祭・1月1日、5月1日、9月1日
 由緒:勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、古老口碑や地名から古社と推定されています。なお奥宮(新殿に奉斉)には文化7年 (1810)10月と記銘があります。
 明治4年10月に村社に列せられ、明治41年11月会計法指定神社となりました。
 明治42年3月同所稲荷社を合祀しています。
 昭和47年11月新殿など境内諸施設を新築しました。

神社入口
境内の様子 手水舎
手水舎、コンクリート柱に取り付けられた木鼻狛犬
拝殿
向拝下の彫刻・親子龍
左綯い、左が末、右が本で、竹の棒に括り付けられ真っ直ぐに伸びた注連縄。
本殿
本殿脇にいる先代さん
元治元年(1864)生まれですが、離ればなれに縦置きにされ、阿吽の位置が反対になっています。阿は玉を持ち、吽は顔が欠けた子狛を連れています。拝殿前には2対の岡崎現代型狛犬がいますが、多分阿の上半身が壊れたため、現在位置に置かれたのでしょう。それでも捨てずに補修して本殿脇に置いてくださった事に感謝。
狛犬の拡大写真はこちらで
(元治元年(1864)8月吉祥日建立)