三峯神社

東経139度36分59.62秒、北緯35度38分15.53秒に鎮座。

世田谷区砧4-6-1 (平成28年3月10日)

【神社情報・来戸さんより】
小田急小田原「祖師ヶ谷大蔵」駅南 口より徒歩10分弱の所に鎮座しています。境内には狛犬でなく狛狼が二組ありました。

御祭神 伊弉諾尊・伊弉冉尊

御由緒
第十二代景行天皇の御代、日本武尊は東夷御平定の途次、神霊により埼玉県秩父郡大滝村の三峯山に登られて東国の平定を祈り、ここに神々を祀られたと伝える。
当社は、徳川時代、三峯山より、この地に分祀されたもので、人々に深く信仰された。このころより三峯講中を組織し代参を行い、安政七年三峯山に参籠・寄進した記録がある。昭和二十九年境内地を拡張し、三十七年に社殿の大改築を成し砧町の鎮守として崇敬を集めて現在にいたっている。
境内案内板 より

三峯神社と言えば三峯講です。江戸時代中期から後期にかけて秩父の山中に棲息する狼を猪などから農作物を守る「お犬さま」として崇める御眷属(ごけんぞく)信仰が流行るようになります。さらに、この狼が盗戝や災難から守る神と解釈されるようになると、関東・東北等を中心に江戸の町や農村集落でも信仰されるようになり、各地から三峯山へ参拝する三峯講(三峰代参講)が行われました。砧でもこの頃より三峯講が行われていて、宝暦(1751〜63)、安政(1854〜59)、文久(1861〜63)の年号が入った三峯神社発行の代参帖・寄付金額収書等が残っています。
風の旅人 ホーム>世田谷散策記>世田谷の秋祭り>砧三峯神社例大祭 より

神社入口と鳥居

境内

参道途中の狛狼。拡大写真はこちら。
(昭和8年(1933)11月建立)

手水舎

拝殿

拝殿前の狛狼。拡大写真はこちら。
(昭和40年(1965)2月建立)

本殿


末社

神楽殿