六郷神社

大田区東六郷三(平成15年7月10日)

神社入口

清々しい参道

拝殿

神楽殿

狛犬の居る風景

これを撮影していたら、後ろの方で声がして、「あの狛はとても古く、マニアの間では有名みたいよ〜。」そうです。このユーモラスな狛は大田区内最古の狛犬【はじめちゃん】なのです。

六郷橋が鉄橋にかわった時の橋脚が残っていました。

 社伝によれば天喜5年(1057)源頼義、義家の父子が、この地の大杉の梢高く源氏の 白旗をかかげて軍勢をつのり、石清水八幡に武運長久を祈ったところ、士気大いに奮い、 前九年の役に勝利をおさめたので、凱旋後、その分霊を勧請したのが、六郷神社の創建と 伝えられます。  
 源頼朝もまた奥州征定の時、祖先の吉例にならい、白旗を立てて 戦いでの勝利を祈願したので、梶原景時に命じて社殿を造営しました。 現在、社宝となっている雌獅子頭(めじしがしら)と境内に残る浄水石は、このとき頼朝が 奉献し、神門前の太鼓橋は、景時が寄進したものといわれています。
 徳川家康は、神領として十八石を寄進する朱印状を発給し、慶長、5年(1600)には六郷大橋の竣功を祈って願文を奉り、また神輿をもって渡初式を行ったと史書にあります。(六郷神社HPより)

新旧入り交じった諸々の物が旨く解け合っている、そんな神社でした。

(貞享2年(1685)制作)

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