堤方神社

大田区池上1-15-2 (平成29年4月2日)

東経139度42分41.50秒、北緯35度34分28.44秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】

東急池上線「池上」駅より徒歩15分程の所にあります。

御祭神 大鷦鷯命(おほさざきのみこと)

御由緒
年貢地、村の南にあり。本社九尺四方、拝殿二間に三間、巽に向ふ、前に木の鳥居をたつ、兩柱の間七尺、搶緕寞ォ内の鎮守にて、村内妙雲寺の持、
新編武蔵風土記稿>六郷領>堤方村>若宮八幡社 より

創建の年代はわからない。
もと若宮八幡社と呼ばれていたが、明治42年旧堤方村内にあった三所神社(江戸期には熊野社といった)、十二神社(江戸期には十二天社といった)、稲荷神社、境内の稲荷神社を合祀し、翌43年堤方神社と改称した。
大田区の文化財〈第7集〉大田区の神社(大田区教育委員会 編) より

入口とめぐみ坂

めぐみ坂
池上一丁目18番と19番の間を堤方神社脇まで上がる坂道。坂を上がる左側にめぐみ教会があるため、この名で呼ばれることが多いようです。ところが、昭和5年発行の『大東京川崎横浜復興大地図』では、この坂は「あけぼの坂」となっています。明治時代中期に、徳富蘆花の小説『富士』にもでてくる料亭「あけぼ乃楼」が現在のめぐみ教会の敷地に開業し、それにちなんだ名であろうと思われます。「あけぼ乃楼」は、明治大正期は大変繁盛し、元勲、貴族が連夜宴を催し、日露戦争の戦勝祝賀会も催されたと伝えられていますが、昭和4年に廃業しました。地元の古老の方々によると、この坂は古くは相の坂とも呼ばれていたそうです
大田区公式サイト>めぐみ坂 より

境内

舞殿

手水舎

拝殿

渋い親父顔の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(明治40年(1907)7月吉日建立)

奥殿

手水石・文化十四丑年七月吉日