白魚稲荷神社

大田区羽田5-27-8 (平成23年5月25日)

東経139度45分14.77秒、北緯35度32分38.78秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
多摩川河口、弁天橋左岸より西へ徒歩2分の所に鎮座しています。多摩川七福いなりの1社です。漁師が漁期最初に採れた白魚(しらうお)を奉納する慣わしになっていたことから白魚稲荷神社と称されるようになったといいます。漁猟は、3〜10月まで、千葉付近から大森羽田沖までにわたっていた。後、多摩川の砂利採取に従事した人たちから信仰をあつめた。神社の張り紙に今年は祭礼を中止するとありました。

御祭神 宇迦之御魂命
御由緒
字鷹取にあり。弁天の西にして其社へまふずる道の傍にあり。社ははづか1間に2間、南向に鳥居たてり。幅1間土人呼て白魚稲荷と云。漁人白魚を取ころ初て得し時は、まづ此社に供ふる故にかくいへり。
新編武蔵風土記稿  より

当神社の創立年月は不詳なれども古社と伝えられる。明治時代安田屋の先祖により境内地として当地を奉納され現在に至る。
境内石碑 より

白魚池波正太郎「鬼平犯科帳」に登場します。
このとき利右衛門が、手料理の白魚と豆腐の小鍋だてと酒をはこんできた。「や、これはよい」「春のにおいがたちのぼっているなあ、左馬」「うむ、うむ」
1−6  暗剣白梅香

神社入口

社殿

側面

神輿庫