本殿彫刻の図は側面左右は「滝」をテーマに「不動三尊滝修行」「養老乃瀧」、背面3枚は「唐子遊図」です。
私は見たことが無いのですが、唐子遊図茶心壺[からこあそびずちゃしんこ]では「松の樹のもと、楽器を奏で、舞をまい、囲碁をしながら取っ組み合いの喧嘩をする唐子たちの様子を細やかにあらわした茶心壺」とのこと。背面の左と中央は「松の樹のもと、楽器を奏で、舞をまい」が一致します。良くあるテーマなのでしょう。右は有名な「司馬温公甕割り」をテーマに「唐子遊図」を描いたのでしょう。4人とも唐子です(内3人は笑っています。1人は泣いている?)。喧嘩がすぎて壺に落ちたのかな。
左側面・不動三尊滝修行 | 右側面・養老乃瀧 |
本殿背面
背面左・唐子遊図(伯芽絶弦)
背面中央・唐子遊図(天辺雪落)
背面右・唐子遊図(温公甕割)