羽田神社

大田区本羽田3-9-12 (平成23年5月31日)

東経139度44分37.31秒、北緯35度32分37.37秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
京急「大鳥居」駅より南へ徒歩10分程の所、「産業道路」に面して入口があります。常栄山自性院は神社(元、牛頭天王堂)の北側にありますので、拝殿は東向きです。羽田空港を含む羽田地域の総鎮守です。殊に航空会社各社の崇敬の念も篤く、正月から年間を通じて航空安全祈願の参詣がある。
(この部分は「大田区お宮巡り図」より)

御祭神 須佐之男命(すさのおのみこと)・稲田姫命(いなだひめのみこと)
御由緒
約800年前、鎌倉時代に領主・行方与次郎(なめかたよじろう)が牛頭天王(ごずてんのう)を祀ったのがその起こりとされる。徳川時代には、徳川家、島津家、藤堂家などに厚く信仰された。明治元年(1868)の神仏分離令により自性院境内に祀られていた牛頭天王社は八雲神社(やくもじんじゃ)として独立、明治40年に羽田神社と改称された。
東京都神社庁 都内神社の紹介 より

一の鳥居と社号標

入口石灯篭の龍。上の灯籠は失われたのでしょうか。拡大写真はこちら。

二の鳥居

二の鳥居前の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

灯籠と台座に遊ぶ狛犬達

本殿


境内社・鈴納稲荷神社
創建:天明5年(1785年)
天明4年、羽田猟師町の名主鈴木弥五右衛門が周囲50問四方に堤防を作り土地の開墾をはじめる。
度々の風雨や洪水で堤防が決壊し住民が困ったので、これを防ぐため屋敷近くに稲荷社を建立しました。
昭和20年強制立退き後、昭和31年に現在地に鈴納稲荷神社を建立。

境内社・増田稲荷神社
創建:不明。増田市左衛門が開墾した増田新田の稲荷社。京急、及び道路の拡幅に伴い境内社となりました。

境内社・日枝神社
創建:江戸中期 西町、前河原の守護神として祀られ、文化年間の古文書にも記されている社です。
昭和20年戦災で廃社、同24年再建、同36年羽田神社の境内社となりました。

日枝神社を護る江戸流れ
(年代不明)

末社・羽田稲荷社
井上軍左衛門の庭内神社として祀られ、引っ越しに際して境内末社となりました。

羽田富士浅間神社

富士塚&浅間神社
富士講の人々が、明治の初めに築いた人工の富士山です。俗に「羽田富士」と呼ばれます。
この山には登山道もあり、頂上に浅間神社がまつられ、富士山と同様に造られています。
かつては毎年山開きのときや、富士登山ができないときなどに、代わりにこの塚に登りました。

元三の鳥居

御朱印