長栄堂

大田区池上1-1-1 (令和?年?月?日)

東経139度42分30.65秒、北緯35度34分28.50秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
東急池上線池上駅から北に650m程の池上本門寺境内に鎮座。石段を上って右側になります。

団体旅行で池上本門寺に来た序に短い滞在時間を利用して見学しました。 総じて余り古くない建築物が多く、長栄堂の狐も黒ずんでいて劣化も激しいので、これは太平洋戦争中の空襲で焼けてしまったからかなと思って調べてみた所、五重の塔など一部の建物を残して殆ど焼けてしまったそうです。参道の奥行きが少ない為か、横置き二列の狐と稲穂を持った狐が珍しい。

守護神 長栄大威徳天

由緒
当山の守護神として安置し奉る長栄大威徳天は、その昔高祖日蓮大菩薩、佐渡島御配流中、塚原三昧堂にて日夜法華経御読誦の折柄、初めて白髪の翁と現れ、法華経の行者を守護し別て海上安全諸縁吉祥の守護を成さんと誓い給い、高祖御生涯の間影身に添いて守護し、神変不思議の通力を現じ給う。高祖当山にて入滅の後は長栄山の名の如く長栄大威徳天と仰がれ永く此の山に留まって末法萬年の末までも法華経の信者行者を守護すべしとて無料の神力を以って済度し給える尊神なり。 されば今日に至るまで威徳いよいよ広大にして一山益々栄え信仰帰依の人々を守護利益を蒙らずということなし。
(長栄堂縁起より)

外観

昭和十一年建立鳥居と扁額。何かと寺に鳥居は相応しくないと問題になった鳥居だそうで、昭和51年に一度撤去されている。

縁起

本堂前の狐。拡大写真はこちら。

(消防第五区奉納 明治43年(1910)庚戌5月吉日建立)

外側の狐。拡大写真はこちら。

(羽田村奉納)東京府荏原郡羽田村が発足したのは明治22年で、廃止されたのは昭和7年。しかし羽田村自体は江戸時代から存在した。

昭和43年奉納の手水石

永代奉納碑

本堂。明治34年の火災で焼けなかったが昭和20年の空襲で焼けてしまい、その後再建された本堂。

向拝と扁額

お賽銭箱

龍と木鼻

飛び狛