御嶽神社

練馬区高松6-34 (平成17年11月12日)

東経139度37分22.8秒、北緯35度45分25.9秒に鎮座。

この神社は練馬から和光市に向かう443号線、練馬区高松6丁目信号の北側すぐの左奥に鎮座しています。小さな神社で創建も由緒も分かりません。けれどここには夫の大のお気に入りとなった明治生まれの狛犬さんが住んでいました。

平成21年7月17日、練馬区高松にお住まいで、御嶽神社氏子さんのmamo33さんよりメールを戴きました。御祭神・由緒等、また練馬の由来も詳しく解説されています。こちらから。

主祭神は一山霊神(いっさんれいしん)、配神は不動明王、稲荷神だそうです。

神社全景

社殿

阿吽が左右反対の組み合わせです。吽には角があります。古風な様式に則った造りで、とても丁寧に造られ、静かでありながら、ドッシリと落ち着きがあり貫禄充分です。拡大写真はこちら。

(明治16年(1883)4月吉日建立)

御嶽山の社号が付いた灯籠 一山霊神御社

一山霊神の碑。相模国津久井村の出身で治兵衛という人が、僧となり修行の為諸国を行脚し、三峯の修験道の道場を訪れ、木曽駒ヶ岳を経て木曾の御嶽に入った。一山行者となった治兵衛は大滝口より清滝に至り、柴の庵を結び不動滝で寒三十日の水行などをしたそうです。
その後、江戸で木曽御嶽の神徳を広めていたところ、武州荏原郡嶺村にて御嶽神社の小祠を発見した。一山は、「この神社こそが木曽御嶽大神の示現した社である」と喧伝したところ、関東一円に崇敬者が激増したという。この地の御嶽講もこの時一山によって創られたのではないでしょうか。

山に丸のマークは、木曾御嶽神社の神紋