八幡神社

練馬区中村南3-2-1 (平成27年11月21日)

東経139度38分40.30秒、北緯35度43分35.67秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
西武新宿線「鷺ノ宮」駅(急行が止まります)より徒歩15分程の所に鎮座しています。

御祭神 応神天皇

御由緒
この八幡神社は旧中村の村社で、祭神は応神天皇です。『新編武蔵風土記稿』に「村ノ鎮守ナリ、南蔵院持」とあります。南蔵院はここから東方約400メートルにある真言宗の古刹で、江戸時代は当社の別当寺でした。
本殿は、社伝によると、江戸時代前半のものといわれ、練馬区内でも屈指の古建築物です。
境内本殿向って左手にある文政13年(1830)奉納の御手洗石に卍の彫刻のあるのが 目につきます。神仏混淆時代の名残りをとどめる石造遺物として注 目されます。記念碑のまわりには、むかし若者たちが力競べに興じた力石があります。なかには目方が彫ってあるものもあります。
当社裏の一角に「首つぎ地蔵」があります。首と別々にあった地蔵尊が、信心深い二人のひとの夢枕に立った結果、首と体を継ぐことができたと言い伝えられています。その名にちなみ昭和初期の不況時代には「首切り」を免れようと、参詣者でにぎわったといいます。ここは廃寺となった南蔵院の末寺・西光寺の旧地にあたります。地蔵堂の前の石造物がわずかにその面影を残しています。
境内案内板 より

入口

手水舎

手水石(文政13年(1830)庚寅11月吉日建立)

拝殿&狛犬

流れるカールが美しい、素晴らしい江戸流れ。拡大写真はこちら。
(明治13年(1880)10月3日建立)
燈籠の台座に遊ぶ狛犬

覆屋に納まっている小祠。一間社、流造り、こけら葺。八角柱で土台建。向拝やや虹梁の彫刻は素朴で、外面全体は赤く塗られていた痕跡がある。区内では古い建築物で、17世紀頃の建築と推定される。
練馬区教育委員会

本殿覆屋


境内社

左手の境内社を護る狛犬。拡大写真はちら。
(年代不明)
米軍の空襲で焼かれたのでしょうか。傷跡が痛々しい。残念!。拡大写真はこちら。
(年代不明)

記念碑と力石

神楽殿