中野区新井4-14-3(平成20年7月5日)
東経139度40分11.07秒、北緯35度42分41.36秒に鎮座。
この神社は、西部新宿線・新井薬師前駅の西500m程の辺り、新井薬師公園の北西隣に鎮座しております。中野通りによって分断されていますが、嘗て新井薬師と一体であったと思われます。
新井天神 参拝のしおり
御祭神 菅原道真公(天神様) 保食神
残存する梅照院縁起に「開基の行春より数代後の住持玄鏡が、一天和年間に手植の梅一株を北野天満宮に献じた」とあります。当社は天満宮として天正・天和(十六世紀)の頃には新井の里の鎮守であったと思われます。豊かな水に恵まれた新井の村は、妙正寺川の水害からの守護を天神様に祈り、すべての食物の御親である保食神に豊作を祈願しました。天神として祀られた菅原道真公は世に優れた学者であり右大臣にまで出世されたことから、後には学問の神として尊崇を集め、学業成就・子の成育・家内安全・家門隆盛・事業繁栄・工事安全・交通安全・厄除など祈願する人が多くなりました。
神社入り口
参道
参道途中の昭和岡崎型狛犬。
(大正15年(1926)9月建立)
拝殿
阿吽の違いが殆どありません。モデルとなった先代さんは一体しか無かったのでしょうか。拡大写真はこちら。
(昭和23年(1948)9月25日と台座に彫ってあります)
僅かに伺える本殿
境内の稲荷神社
御祭神 倉稲魂命(うがのみたま)
稲のみたまの神で、豊穣・万民豊楽の神霊です。
大鳥神社
御祭神 日本武尊(やまとたけるのみこと)
諸国を平定した日本武尊は白い大鳥になって降り立った地に杷られました。これが堺市にある大鳥神社です。鳥は取りに通じ、大鳥の熊手のような疋で福運を掻き取るようにと、町の発展を願って御分霊を奉斉しました。十一月の酉の市は賑わいを見せています。
境内の末社 | 力石と石碑 |