中野区江古田3-13-6(平成17年1月22日)
江古田氷川神社は、寛正元年(1460)素盞鳴尊をここに祭ったのが始まりと伝えられています。現在の社殿は、昭和7年に改築されましたが、、弘化3年(1846)に拝殿として建てられた神楽殿は、格子形に組んで仕上げた格天井に花や鳥が描かれてる、数少ない江戸時代の建造物です。毎年10月の第1日曜日には、氏子が氏神を祭る行事として鎌倉時代に始められたといわれる獅子舞が、中野区指定無形民俗文化財の江古田獅子舞として、昔の伝統や格式を少しも崩さず約700年も受け継がれています。
江古田住宅の外れに位置するこの神社は結構樹叢が濃く、拝殿や手水舎には素晴らしい彫刻が施されています。
神社入口、明神鳥居
境内全景
拝殿
珍しい石造りの本殿
唐破風下の鳳凰の彫刻
拝殿の木鼻、狛犬と象。迫力が有ります。
石工・水野五郎兵衛と銘の入った
ストレート鬣、渦巻き尻尾のにこやか狛犬
素晴らしい神楽殿
手水舎の狛犬木鼻