鷺宮八幡神社

中野区白鷺1-31-10 (平成28年8月23日)

東経139度38分29.53秒、北緯35度43分06.23秒に鎮座。

【神社情報・HBさんより】
西武新宿線鷺宮駅南口より約5分の位置にある神社です。

創建は康平7年(1064)、江戸時代には中野区内の神社では唯一幕府より朱印状を与えられたという由緒ある神社です。現在でも広い敷地を持っていることが案内図から分かります。

御祭神 応神天皇

御由緒
康平年間、源頼義公を奉じて東国平定後鎌倉街道に面した当地に社殿を建て八幡神の御神霊を奉祀し戦勝を感謝国家安泰、源氏の隆昌を祈願したのが始まりと伝えられる。往昔、境内に老樹林立し鷺が多く棲んでいたので里人は、鷺宮大明神と称し、これが地名の起因となった。正保二年(1645)今川直房の所領の頃、八幡神社と改称した。慶安二年(1648)以降江戸幕府より御朱印七石余が寄進せられ、中野区内に於いて御朱印を付与された唯一の神社で崇敬厚き古社である。
境内由緒書き より

入口の鳥居

一対目の狛犬。小さなもので、チワワぐらいの大きさです。

吽形については、三遊亭円丈師匠が著書『THE 狛犬!コレクション』で「世界一哀しそうな狛犬」として、その表情がいかに哀愁ただようものかを面白おかしく取り上げています。
そのしょぼくれ具合を確かめることが神社参拝の目的のひとつであったのですが……

阿形は授乳をしています。こちらも丁寧に作られていますが、口のあたりに欠損があります。

手水舎前の一対。こちらは台座からは建立年代を読み取ることはできませんでしたが、
日本参道狛犬研究会公式HPの記事では文政13年9月(1830)としています。

拝殿および社務所。境内は広々としており、気持ちのよい空間という印象を持ちました。社務所右奥に稲荷神社および御嶽神社が祀られているようです。

拝殿に向かって前方左側の六社さま(稲荷神社・御嶽神社・八雲神社・北野神社・粟嶋神社・疱瘡神社)と力石。

御朱印(初穂料300円)