烏森神社

港区新橋2-15-5(平成15年7月10日)

御祭神は倉稲魂命、天鈿女命、瓊々杵尊の三神です。
この神社の創建は平安時代に、東国で平将門が乱を起こした時の将軍、藤原秀郷が武州のある稲荷に戦勝を祈願した際、白狐が現れ白羽の矢を与えた。その矢を持ち、無事将門を鎮める事が出来たと伝える。その後、東夷を鎮め得た秀郷がお礼として、一社を勧請しようとしたところ、夢に白狐が現われて、神烏の群がる所が霊地だと告げられ、桜田村の森まできたところ、夢の如く烏が森に群がっていたので、そこに社頭を造営したのが烏森稲荷の起こりであるという。
明治以前は烏森稲荷といい霊験の厚い稲荷の一つとして庶民の信仰を集めたという。現在も新橋駅品川方面出口を烏森口と称している。

変わった鳥居と奥に社殿

厳めしい岡崎型狛犬、阿は玉取り、吽は子取り