愛宕神社

港区愛宕1-5-3(平成15年7月10日)

ご存じ。NHKの放送博物館のある愛宕山にある神社です。
ここは神社よりもどちらかというと、講談で有名な「寛永三馬術」の中の曲垣平九郎が登った石段が有名です。実際に登り降りしてみると、とても急で作り話かと思っていたが、実際は可能らしい。
明治15年・石川清馬(馬術師)
大正14年・岩木利夫(参謀本部馬丁)廃馬になる愛馬のために最後の花道をつくった)
昭和57年・渡辺隆馬(スタントマン)という実績がある。
この岩木の登坂は、愛宕神社宮司を務めた松岡豊氏が目撃している。愛馬・平形を駆った岩木は1分ほどで見事に石段を駆け上がり、蹄鉄からは火花が散ったという。この様子はちょうどその年にラジオ放送を始め、愛宕山に放送所を設けていたJOAK(東京放送局、NHKの前身)の局員も見ていた。さっそく、「下り」があることを臨時ニュースで流したので、今度は大勢見物客が詰めかけた。下りは上りと違って馬も岩木も必死である。45分かかって無事下り終えると馬ばかりか見物人まで油汗を流し、中には腰を抜かした者もいたという。
私もこの石段を下って登ったら、息が切れて社殿の写真を撮り忘れました、何時か必ず紹介します。

銅の鳥居

馬も登った階段

阿吽が反対のブロンズ狛犬、吽に二本に分れた角有り

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