金刀比羅宮

港区虎ノ門1-2-7 (平成22年5月5日)

東経139度45分4.5秒、北緯35度39分59秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」 出口3番より 徒歩2分です。

御祭神 大物主神(おおものぬしのかみ)・崇徳天皇(すとくてんのう)
御由緒
1660年丸亀藩の邸内社として芝三田に鎮座し、1679年に現在の地に移転した。御神徳は海上安全、商売繁盛。また御祭神は運を開く神様とも言われ元日から初こんぴらの一月十日までに限り開運の御守を授与している。
東京都神社庁公式サイトより。

由緒
当宮は万治三年(1660年)に讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内である象頭山に鎮座する、金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請し、延宝七年(1679年)、京極高豊の代に現在の虎ノ門(江戸城の裏鬼門にあたる)に遷座致しました。 ・・・・・・・
金刀比羅宮公式サイトより。

神社入り口

この銅鳥居は、虎門外の讃岐丸亀藩京極家(約五万石の大名)の江戸屋敷に勧請された金毘羅宮(現金刀比羅宮)の鳥居です。文政四年(1821)十月に奉納された明神型鳥居で、「金刀比羅大神」の扁額が掲げられています。円柱には青竜・玄武・朱雀・白虎の霊鳥・霊獣が飾られ、下部には奉納関係者の名前が刻まれています。願主・世話人の多くは芝地区の商人と職人でしたが、江戸市中の地名・人名もみられます。
境内説明より。

江戸時代、象頭山松尾寺金光院の守護神であった金毘羅大権現。明治の神仏分離で、松尾寺と切り離され、金刀比羅宮となるのですが、「金刀比羅」の名称は初代宮司・琴陸宥常(ことおかひろつね)の創作かと思っておりました。しかし文政四年に奉納の扁額に「金刀比羅大神」とあるので、琴陸宥常の創作ではないようです。

この四つの霊獣は四神(しじん)と云い、東、青竜(せいりゅう)・南、朱雀(すざく)・西、白虎(びゃっこ)・北、玄武(げんぶ)というように四方に配置されるものかと思っていました。拡大写真はこちら。

拝殿

本殿


参集殿

雅楽殿

喜代住稲荷大神

産日大社

手水舎

虎ノ門琴平タワー

三井不動産と金刀比羅神社との複合開発ビル。都心で氏子も少なく、神社の維持管理にも副収入の道は必要なのかも知れません。