港区三田4-14-18 (平成22年5月5日)
東経139度44分42.89秒、北緯35度38分32.86秒に鎮座。
【神社情報・剣貝さんより】
JR「田町駅」 徒歩10分。都営浅草線・三田線「三田駅」 徒歩10分。都営大江戸線「赤羽橋駅」 徒歩10分。
三田通りに面してあります。通りからは東京タワーがみえます。慶応義塾のすぐ近くです。
御祭神 宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)
御由緒
昔月の岬(現在の三田台町)に出没した亀が一夜のうちに石と化した。里人この亀の霊を祀り祠を設けた。のち、太田道灌がこの地に物見台(燈台)を置くにあたりこの祠を守護神として社を創立した。ご神体はこの霊亀であると伝える。
東京都神社庁公式サイトより。
神社入り口
植木のせいでしょうか、正面からの写真しか無いのが残念!極めて出来の良い江戸流れに見えます。色が黒いのはB29の焼夷弾で焼かれた為でしょうか。しかし、幸いにも傷は殆ど無いようです。拡大写真はこちら。
(年代不明)
社殿
弥陀種子板碑
全国でも中世の関東地方に著しい信仰の特徴といわれる板状の秩父青石、すなわち緑泥片岩に刻まれた供養塔である。
弥陀を表す記号(種子)を上部に刻み、頂部を山状に切りだした秩父型の板碑三基には、それぞれ「文久三年(1266)十二月」「正和二年(1313)八月」「延文六年(1361)」の造立年が陰刻されており、特に文永三年の刻銘は、港区に現存する板碑の中では最古である。
これらの板碑は、以前は当神社付近にあったものとも、荏原郡上大崎(現品川区上大崎)にあったものともいわれている。
なお、境内には他に二基の板碑があるが、これらは摩耗がはげしく、造立年などを知ることはできない。
港区教育委員会