港区南麻布4-5-61 (平成22年5月2日)
東経139度43分36.59秒、北緯35度38分49.9秒に鎮座。
【神社情報・剣貝さんより】
東京メトロ日比谷線「広尾駅」より 徒歩2分の所にあります。すぐ近くに有栖川記念公園があります。
御祭神 宇迦魂之命[倉稲魂命](うかのみたまのみこと)
御由緒
慶長年間徳川二代将軍秀忠公の勧請と伝えられる。此の頃麻布広尾辺は萩の名所で当社の俗称「ハギナメ稲荷」は可憐な萩が地をナメル様に咲き乱れていたことによる。
社殿は木造明神造り、御神体は木造翁の立像。商売繁昌、五穀豊穣、火伏の神として信仰を聚めている。
東京都神社庁公式サイトより。
慶長年間に徳川2代目の将軍秀忠公が"鷹狩り"の時に地鎮の目的から神社を勧請したと云う。
元禄の頃の朝府夫(麻布)は江戸郊外です。麻布には富士見台御殿と云われる将軍様の別荘があり、此を守るための魔除けとして作られた神社で鎮守の意味があると云う説です。
神社入り口
スリムで若々しい狛犬。拡大写真はこちら。
(年代は不明なようですが、平成のお生まれかと思います)
拝殿
向拝下の彫刻
稲荷神社
境内の石碑等
神輿庫
有栖川記念公園
名称の由来となっている、有栖川宮親王像。
有栖川宮親王は、戊辰戦争で幕府征討の総司令官となった方ですが、家系が途絶えたため、屋敷が東京市に下賜され、その後公園となったようです。