氷川神社

目黒区大橋2−16−21(平成20年6月8日)

東経139度41分28.8秒、北緯35度38分57.31秒に鎮座。

この神社は山手通りと玉川通りがぶつかる大橋交差点のすぐ北側に鎮座しております。鳥居を潜るといきなり石段で登ると首都高速が目の前に見える位高い所に社殿が建っています。

社号標と神社入り口。社号標には上目黒氷川神社とありますが、戴いた由緒書には大橋氷川神社と書いてあります。

昔、若かりし頃、この近くに悪友がいて渋谷で飲んで歩いてここまで来て、この石垣を攀じ登って遊んだのだが、今見ると酔っ払いが良く登れたものだと思います。しかし石垣以外の記憶は全くありません。

御祭神:素盞鳴命・天照大御神・菅原道真

天正年間(1573-1592)にこの地に迎えられた。昔よりこの氏子は疫病を知らずと云い伝えられている。明治四十五年に北野神社を合祀し現在に至る。また大山道の石の道標もあり、目黒元富士から移した浅間の石祠、仙元講の碑が保存されている。
神社のパンフレットより。

教育委員会の由緒書はこちら。

?坂再建供養塔と、相模大山の阿夫利神社への参詣路、「大山道」を示す石碑。

この石段を登りきった所が境内となります。

若干の損傷が見られますが、この時代にしては概ね良好な保存状態かと思います。しかし石段上で写真を取り辛いのが難点。拡大写真はこちら。

(天明(1781-1789)建立、明治11年修理)

拝殿

やや凝りすぎ、彫りすぎの感じもありますが昭和になっても腕の良い石工さんは居たようです。拡大写真はこちら。

(石工・廣山藤吉 彫刻・小室?松 昭和7年(1932)6月建立)

拝殿内部と本殿

境内の稲荷社

目黒元富士から移した浅間の石祠

浅間神社をお護りしている狛犬。拡大写真はこちら。

浅間神社の入り口をお護りしている狛犬。

神楽殿

拝殿前の景色。渋谷にも近いこの辺り、高層ビルで視界を塞がれています。鳥居の上に見えるのは首都高速道路。