八幡神社

目黒区中目黒3-10-5(平成19年3月18日)

 この神社は中目黒小のすぐ東に鎮座しています。東急東横線・中目黒駅の南で、都会の住宅地の中にありながら、境内は古木が茂り、泉が湧き出ている静かな佇まいです。前日風の強かったこの日は氏子さんが数人がかりで境内の清掃を行っていました。

 御祭神:主神・誉田別命(応神天皇)、合祀・天照皇大神
 例祭日:9月第3土・日曜日・例大祭
 由緒:創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記に「中目黒鎮守八幡宮」とあり、境内の樹木などからも、江戸幕府が源氏の守護神・八幡信仰によって農民との融和団結を深めようとして、農村に八幡神社の建設を奨励した、寛文年間(1660)頃の創建と推定される様です。また、江戸時代には名主達が輪番で御神体をご奉祭したと言われています。
 この社は昔から十二座の神楽を奏することで有名で、毎年9月の例大祭には演目十二座の神楽を奉納しています。

社号標 神社入口
昭和11年生まれの鈴しょうわ
(昭和11年9月建立)
神社縁起碑 拝殿
拝殿内の様子 本殿
境内社・三峯神社