熊野神社

目黒区自由が丘1-24-12 (平成23年3月24日)

東経139度40分19.59秒、北緯35度36分26.81秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
東急東横線(同大井町線)の自由が丘駅より北へ徒歩5分ほどの駅前の繁華街を過ぎた所に参道入り口があります。参拝当日は二の鳥居の修理中で、二つの鳥居を迂回して進みました。参道は駅の近くとは思えない雰囲気でした。

御祭神 速玉之男尊(はやたまのおのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)・泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)

御由緒
かつて谷畑といわれた自由が丘、緑ヶ丘一帯の氏神様であった熊野神社。地元では「谷畑の権現さま」と呼んでしたしんできた。その昔、那智熊野神社(現在の和歌山県)を極楽浄土にみたてた熊野参りが盛んだったが、江戸時代に谷畑の村人が、本宮の分霊をいただいて帰り、祀ったのが始まりという。毎秋、神楽殿で催される目黒ばやしは百数十年の歴史を誇る。
目黒ばやし案内板 より

祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉之男尊(はやたまのおのみこと)、泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)の三柱で「谷畑(やばた)の権現さま」(谷畑とはこのあたりのかつての字名)としてしたしまれてきました。
創立年代は不詳ですが、中世から近世にかけて熊野詣でが流行し、熊野参りをする講が各地でつくられた中で、この神社も勧請(分霊を迎え祀ること)されたと考えられています。寛政8年(1796)の社殿改修棟札の写しが残っていることから、少なくともその時期までにはこの地に創建されていたことがわかります。
毎年の例大祭で、区指定無形文化財の「目黒ばやし」が奉納されます。
参道脇には、明治時代に碑衾村の村長だった栗山久次郎(1853〜1934)の銅像があります。衾西部耕地整理組合長などを歴任し、この地域の発展に貢献して功績を称え、昭和10年(1935)に銅像が建てられました。
目黒区教育委員会

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鳥居

社額

参道と鳥居

平成生まれの岡崎型狛犬
(平成13年(2001)4月吉日建立)

手水舎と神輿庫

拝殿

社額と拝殿内部
拝殿前の鈴昭和
(昭和48年(1973)5月吉日建立)

本殿

神楽殿

御神木


境内社の伏見稲荷神社

手水舎

天邪鬼に支えられている手水鉢
(明治41年(1908)11月吉日建立)

絵馬