宇迦八幡宮

江東区千田12-8 (平成23年6月19日)

東経139度49分4.57秒、北緯35度40分44.22秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
地下鉄半蔵門線、新宿線「住吉」駅5番出入口より徒歩10分程の所、小名木川の南に鎮座しています。境内の六角宝塔には仏像6体が彫られています。台座には「妙法華経千部供養塔」と刻まれています。近くの寺が廃寺になったとき移設されたものとのこと。隣には「みがわり地蔵」があり、この一角は神社とは別の雰囲気があります。

御祭神 宇迦之御魂命・應神天皇

御由緒
亨保年間(1720年)近江の国の人千田庄兵衛氏此の地に来り、時の幕府徳川八代将軍吉宗公に願い出て、此の土地を開拓せんと3年の長きを費やして村造りを固めなし、其の氏をとって武蔵野国南葛飾郡千田新田と名付けらる。後に寛政九年村全体が一橋家の領家となったので一橋領十万坪とも称したり。
当神社はその当時小さな祠であったが、千田庄兵工敬神の念篤く、神殿を造り千田神社と称し土地の産土神として崇められる。
たまたま土地に穀物の実らざるを嘆き当神社に祈願を籠め、神霊のお告げを受けて、これに代うるに片栗を栽培して農民の飢餓を救ったという古き伝説の故を以て、片栗八幡宮とも称す。
東京都神社庁 都内神社の紹介 より

[新編武蔵風土記稿  第二巻 P67,68 では]
「千田新田」:昔江戸市中にて取捨る所の芥(ごみ)を以て、海中干潟を築立十萬坪築地と號せし地なりしを、享保年中近江屋庄兵衛井籠屋萬藏と云者の願に依て新墾の地となせり。
「稲荷八幡合社」: 村の鎭守なり村持

神社入口

拝殿

社額

拝殿前の岡崎型狛犬
(昭和31年(1956)8月13日建立)

本殿


六角宝塔&みがわり地蔵

六角宝塔「妙法華経千部供養塔」

記念碑

町会神輿庫

御朱印