江東区亀戸9-15-7 (平成22年8月21日)
東経139度50分52.22秒、北緯35度41分32.70秒に鎮座。
【神社情報・剣貝さんより】
JR総武線「亀戸駅」 徒歩15分の所に鎮座しています。
御祭神 木能花咲耶姫命(このはなさくやひめ)
亀戸浅間神社は、社伝によれば大永七年(1527)に創建されました。祭神は木花咲耶比売命です。もともとこの辺りの地は高貝洲と呼ばれていました。これは日本武尊が東征した時に海が荒れ狂ったため、弟橘媛が海に身を投じ、その際に身につけていた笄が亀戸浅間神社のあるあたりに流れ着いたことによるものです。のちに景行天皇(第一二代と伝えられる)がその地に笄塚を建てたとされています。この笄塚の場所に富士塚が築かれ、江戸時代には多くの信仰を集めました(境内「亀戸の富士塚」文化財説明板を参照)。
本殿は安政二年(1855)の江戸大地震、大正一二年(1923)の関東大震災で被災しました。現在の本殿は昭和初年に建立されたもので、平成十年(1998)の大島・亀戸・小松川防災再開発事業にともなって、今の位置に移動しています。境内には亀戸の富士塚や享和元年(1801)在銘の富士せんげん・亀戸天神・六阿みだ・あさくさ道道標(いずれも区指定有形民俗文化財)など数多くの文化財が残されています。また、かつて神社境内のそばを通っていた城東電気軌道の線路も残され、関東最大の茅の輪を作る(茅の輪くぐり)神事が年二回行われるなど、亀戸東部地域の歴史や民俗を伝える鎮守として、人々の信仰をあつめています。
境内由緒書より。原文はこちら。
神社入口と鳥居
水盤・寛政七年在銘
拝殿
岡崎型狛犬
拝殿内部と社額
拝殿と本殿
末社
稲荷神社 | 下浅間神社 |
石仏等
鳥居と石塔等。
嘗ての参道等にあった物を集めたようです。 | 明治三十三年七月 |
本所富士。説明はこちら。
大正7年(1918)頃の不二塚
亀戸の富士塚、浅間神社本殿跡地。