亀戸水神宮

江東区亀戸4-11-21 (平成22年8月21日)

東経139度50分05.09秒、北緯35度41分52.31秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
東武亀戸水神駅より徒歩5分所に鎮座しています。亀戸香取神社が兼務しています。

御祭神 罔象女神

亀戸水神宮の縁起
亀戸水神宮の創建は古く、各種の文献を総合すると室町幕府十二代将軍足利義晴の治世の頃(1521〜1546)と推定されます。土民が水害から免れん為の祈願として大和国吉野の丹生川上神社から勧請したもので、祭神は弥都波能売神(ミズハノメノカミ)という水を司る女神です。(罔象女神とも表記します)付近には鈴木姓、田中姓の方が多くいらっしゃいますが、何れも土着の古い農家の流れをくむ方達であり亀戸の中でも特に歴史を有する地区でもあります。昭和20年3月の大空襲の際に甚大な被害に遭いましたが昭和35年6月に再建され、現在は毎年6月第一日曜日に例祭を斎行しています。
猫の足あと より

神社入口と社号標

社殿と狛犬

岡崎型狛犬

亀戸水神森碑と社額

水神森

1938年当時の香取宮司の記述によれば、「元来、水神森は松、杉の巨木が鬱蒼として茂り、古い農家が点々としてあって、農耕に励んでいた。日清、日露の戦役以後、急激な都市の膨張に伴って漸次民家が激増した。工場が盛んに建設されると共に、次第に樹木が枯死して、この水神の森も遂に昔の姿を失うに至った。」と。神社前の交番には「水神森」の名が付いていました。

社殿前の石段に腰かけて休んでいると、隣にもう一人増えました。道路工事の交通整理をしている人で、「涼めるところはここしかないので・・・・」。「以外に小さいですね」と、気分は水神森・・・・。おやじが二人、参拝者は避けたかな?