王子稲荷神社

北区岸町一(平成14年11月2日)

 このお稲荷さんは関東稲荷総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれてきました。大晦日、稲荷の使いである狐が、近くの榎の下で身なりを整え、この神社に初詣をするという言い伝えがあります。その「狐の行列」と2月の「凧市」は盛大に催されます。

帰ってから調べた所、この社殿は文政5年(1822)に建てられたものである。東京は空襲で全て灰になったと思っていたが、江戸時代の物が結構残っているのかも知れない。今後機会を見つけてそれらを巡って見たいものだ。

神門と玉垣

参道と階段

拝殿の木鼻

拝殿、天井絵

鋭い目つきのお狐様、手に持っている物は宝珠と何でしょう?

思慮深げな狛犬さん達、犬?生哲学でも語っているのでしょうか

狛犬さんがもう一対、阿は宝珠を、吽は角を付けている

宝暦11年(1761)

宝暦11年(1761)奉納、文化9年(1812)再建