北区中十条3-33-12 (令和7年1月24日)
東経139度43分37.03秒、北緯35度45分47.33秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬さがし隊Kさん」より】
この神社は、JR京浜東北線・東十条駅の北西500m程の辺り、中十条の街中に鎮座しております。
御祭神
由緒
八雲神社は近世には、真言宗智山派無量山龍谷院西音寺持ちであった。江戸時代、文化文政期編纂の『新編武蔵風土記稿』に「牛頭天王社 西音寺持」とある。その後、王子神社の末社として旧宿町(中十条2,3,4丁目辺り)の村持ちの神社となったが、現在は「八雲講」組織の管理運営により祭礼が執り行われている。太平洋戦争以前は環状7号線の真ん中辺りにあったが、昭和16・7年頃現在の地に遷座となる。社地提供の高木家が代々講元を務める。
八雲神社は、牛頭天王・須佐之男尊を祭神とする祇園信仰の神社で、総本社は京都の八坂神社である。社名は、須佐之男尊が詠んだ歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」に因む。江戸時代までは牛頭天王社と称していたが、明治期の神仏分離令により現社名となる。この地でも昭和14年頃以前はテンノウサマ(天王様)として庶民の崇敬を集めていた。牛頭天王とは、日本の神仏習合における神様であり、元々はインドの祇園精舎の守護神であると言われている。疫病除け、病気平癒、また内緒で賽銭をあげると縁が結ばれる縁結びの御利益あり。昔は諸願成就の丑三つ詣りが盛んに行われていた。北区岩淵町にも日光御成道第一の宿場、岩瀬宿鎮守社の八雲神社がある。
境内由緒書き より。
神社入口
社殿
社殿前の狛犬
(年代不明)
神額
庚申塔