小谷野神社

葛飾区堀切4-33-17 (平成22年10月1日)

東経139度49分31.5秒、北緯35度44分41.4秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
京成堀切菖蒲園駅より西へ直線で400m程の所に鎮座していますが、そこへの道は細く入り組んでいます。すぐ脇は首都高中央環状線と荒川です。通称小谷野稲荷神社。御祭神を知らないとここが稲荷神社だとは気がつかないでしょう。

御祭神 宇加御魂命

御由緒
『新編武蔵風土記稿』小谷野村の条には「稲荷社 村ノ鎮守ナリ。宝性寺持」といい、柳原村の条にも、稲荷社を村の鎮守と記するによれば、小谷野村と柳原村とが分村した際に、それぞれ稲荷社を建てて村の鎮守としたのであろう。ただし、『元禄十丁丑年武蔵国葛飾郡西葛西領小谷野村検地水帳』に稲荷社が載っているから、当社が元禄10年( 1697)にすでに存したことは明白である。旧本殿は明治15年、拝殿は大正15年の造営であったが、昭和47年9月、現在の社殿が新たに造営された。神楽殿は昭和14年の建築である。社名は明治以来、稲荷神社と称していたが、昭和43年5月、住居表示の実施に伴い、小谷野の地名が消失するので、小谷野神社と改称した。
また境内社の三峰・水天宮の両社は、もと当社の南方約350メートル、隅田川と綾瀬川の合流地点にあったが、荒川放水路の開削により、三峰社は現堀切橋側に、水天宮は隅田川水門側に移され、後さらに当社境内に遷座してものである。
葛飾区教育委員会  葛西区神社調査報告 より

鳥居と社号標

拝殿

拝殿前の岡崎型狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和14年(1939)9月吉日建立)

神額と賽銭箱。流石元稲荷神社!油揚げが乗っています。

本殿

雅楽殿

水天宮・三峰神社入口

水天宮

三峰神社

御神木と首都高