日枝神社

葛飾区東水元4-15-3 (平成23年11月22日)

東経139度52分15.41秒、北緯35度47分12.73秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
当社の東側は水元公園、北側は東水元小学校です。こざっぱりした境内でした。境内社の案内が無かったのが残念。

御祭神 大山咋神、経津主命

葛飾区水元小合上町670番地に鎮座する、日枝神社は水元小合上町氏子の産土神である。御祭神は大山咋神で相殿に経津主神を祀り古くは山王大権現社又は山王さんと称した。創立年代は明らかではないが境内に茂る老松はいずれも樹齢300年以上越えるものと推定され日枝神社の創立もそれ以前であると思われる。中略
境内には白髭神社稲荷神社の境内社がある。以下略
当社石碑 より

沿革
『新編武蔵風土記稿』上小合村の条に「山王社 村ノ鎮守ニテ村持」、『東京府志料』上小合村の条には「日枝神社 村ノ鎮守ナリ。モト山王社ト云。一新後、社号改マル。社地540坪」とあり、中央区佃住吉神社所蔵、明治25年の届出には、寛文3年(1663)9月の創立と記してある。宝永元年(1704)猿ヶ又の堤防決潰による大場川(古利根川)の洪水に社殿流失し、同3年再建、さらに安永3年(1774)にも再建された。当社は近年まで現在地の北東約700メートルの水元小合上町670にあり、大場川を背にして老松鬱蒼とした景勝の地にあり、戦前までは毎年例祭日には、境内で大角力が行われて賑わったが、その社地は昭和51年、東京都の自然公園の敷地の一部として買収されて、現在地に移り、同53年3月、新社殿の造営を完了した。
境内の白髭神社は寛文3年(1663)の奉祀、稲荷神社の奉祀年代は不詳である。なお社地の東隣にあった大川家の氏神三峰神社には、長享3年(1483)在銘の阿弥陀三尊来迎月待供養板碑(高さ120、幅36センチ)があり、天明6年(1786)付近の池から出土したもので、昭和53年3月、区の文化財に指定されたが、現在は社殿とともに、当神社境内の北東隅に移されている。
葛飾区神社調査報告書 (葛飾区教育委員会) より

入口、鳥居と拝殿

手水舎・昭和53年3月

拝殿前の岡崎型狛犬
(昭和53年(1978)3月建立)

神使の猿(申)の向拝

本殿


末社

三峰神社

境内の石祠


小合内溜