氷川神社

板橋区双葉町43-1(平成19年12月24日)

東経139度42分16.04秒、北緯35度45分17.87秒に鎮座。

 この神社は東武東上線・中板橋駅の北東約700m、板橋八小東に鎮座しています。参道が100mもある神社で、途中には神輿庫が建ち、神門を潜ると境内となります。境内正面には拝殿と大きな本殿が建ち、立派な神楽殿も見えます。この地域でも庚申信仰が盛んだったのでしょう、境内隅には庚申塔や青面金剛像が建立されています。

 御祭神:素盞嗚尊、相殿:倉稲魂命
 例祭日:9月7日
 境内社:稲荷神社
 由緒:創建は不詳ですが、社伝によると応永年間(室町時代1394〜1427)に武蔵国一の宮・氷川神社から分霊を勧請したと伝えられています。江戸期には江戸四宿の一つ板橋上宿と根村の産土神として崇敬篤く、根村松山氷川大明神社と称されていました。
 相殿として祀られている蒼稲魂命は、もと下板橋稲荷台の新掘山に鎮座していた新堀稲荷社で、板橋城廃城後、太田道灌の家臣新堀氏がこの地に奉斎したものです。明治40年合祀令によって氷川神社に合祀されました。

社号標 神社入口
参道の様子 参道途中に建てられた神輿庫
参道途中の二の鳥居 神門
境内入口にいる嘉永8年(1855)生まれの江戸流れ狛犬
垂れ耳で若々しい、毛の流れの派手な狛犬です。尾の先は思いっきり背中の上に流しています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永8年(1855)6月吉日建立)
拝殿
拝殿内の様子

本殿
境内社:稲荷神社
神楽殿 末社と庚申塔
青面金剛像