日枝神社

江戸川区船堀6-7-23 (平成25年8月3日)

東経139度52分21.52秒、北緯35度40分35.16秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
都営新宿線「船堀」駅より徒歩10分程の所に鎮座しています。近くに一之江境川親水公園があります。「一之江境川は東京湾に近く、塩分が若干含まれており、ハゼの仲間が生息しています。」とのこと。

御祭神 国常立尊

御由緒
新編武蔵風土記稿、船堀村にて 山王社、東組の鎮守なり、稲荷を合祀す、本地佛十一面観音、光明寺持

旧船堀村東組の鎮守です。祭神は国常立尊で春 日大神と稲荷大神を合祀しています。慶長十九年(1614)、船堀新田開発の際に守護神として山王権現を祀ったのが始まりといわれ、江戸時代、隣接の光明寺が別当をつとめていました。明治六年に日枝神社と改称しました。
江戸川区教育委員会の案内板にて

入口

手水舎

境内

角と宝珠を乗せた江戸流れ。拡大写真こちら。
(年代不明)

拝殿&獅子山

獅子山の江戸尾立。拡大写真はこちら。
(年代不明) 結構古そうなので後に獅子山に作り変えられたのかも知れません。

本殿


富士塚

明治25年(1892)、「登山講」によって築造されたものです。椀状に盛土され、ボク石(溶岩)に覆われています。登り口に「登山講」、中腹には「小御嶽神社」の石碑があります。「登山講」は明治時代に解散したといわれています。
登山講 小御嶽神社
富士塚の石祠 境内の石祠

境内社

一之江境川親水公園境川

かつて一之江境川は、東一之江村と西一之江村との間を流れ、用水路や船の運航路として利用されていました。多くの区民からの「自然に近い水辺を」という声に応え、平成7(1995)年3月、今井街道より上流が、翌年4月に下流が完成し、全長3.2キロメートルの親水公園ができました。魚、昆虫や水生植物が生息できるように、新中川の自然水を流しているため、ハゼ・スズキ・テナガエビなどがいます。夏季に水遊びが楽しめる広場が3か所あり、豊かな自然を満喫することができます。平成18年には、日本で初めての景観地区となりました。
公式サイトによる公園の説明。