三河稲荷神社

文京区本郷2-20-5 (平成24年6月2日)

東経139度45分44.41秒、北緯35度42分5.52秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
JR「水道橋」駅東口より徒歩10数分、都営地下鉄「水道橋」駅より数分の所に鎮座しています。お神酒を届けに来た酒屋さん? 社務所が分からず探していました。私はすぐに分かり(神社は場馴れしています)その人に教え、一緒に入りました。稲荷神社ですが石狐ではなく平成の狛犬が迎えてくれます。拝殿には隣松寺住職より贈られた「木造徳川家康像の写真」が飾られていました。

木造徳川家康像 :永禄6年 (1563)から翌年にかけて起こった三河一向一揆の戦勝記念として隣松寺(豊田市幸町)に安置された家康24歳の時の珍しい甲冑姿の彫像です。
豊田市郷土資料館だよりNo74 より

御祭神 宇迦之御魂命

御由緒
徳川家康公が江戸開府のおり、先勝祈願が叶う、自身のお守りとして信仰していた隣松寺 (愛知県豊田市)三河稲荷の末社を江戸に建立。稲荷信仰が江戸に広まった基となったといわれている。
東京都神社庁 都内神社の紹介 より

詳しくは公式サイトへ

三河稲荷神社(通称、三九さま)
由緒
当社は三州碧海郡上野庄稲荷山に鎮座して、徳川家康三州在城のみぎり崇敬浅からず、しばしば奇瑞(めでたい事の前兆)ありて神徳を感じ、開運の後、神領として三十石に山林境内を寄進あり、天正18年(1590)江戸入国にさいし社を吹上に造営奉遷した。
慶長11年(1606)由緒ありて仲間小人拝領大縄地に移住の節、大縄地氏神として奉遷、元禄7年(1694)町地となるにおよび、本郷元町と改称、一丁目・二丁目の氏神として鎮座し、明治元年地続の浄土宗昌清寺囲内となるにおよび、元町二丁目三番地に200余坪の敷地を購い遷座、のち明治26年3月本郷給水所設置により、現在の所に遷座。大正12年の大震災により全焼、大正13年6月本殿・幣殿・神楽殿・社務所完成、社務所は昭和58年改築現在に至る。

入口。左、社務所階段。

目と口が赤くやや不気味。拡大写真はこちら。
(平成8年(1996)10月吉日建立)

手水鉢

社号扁額

拝殿内部

木造徳川家康像写真

本殿

全景

御朱印