素盞雄(すさのお)神社

荒川区南千住6-60-1 (平成16年10月24日)

東経139度47分57.51秒、北緯35度44分01.96秒に鎮座。

この神社は、南千住駅の北北西600m程の辺り、南千住の街中に鎮座しております。

小塚原・三ノ輪・下谷通新町・三河島・町屋など、区内で最も広い地域を氏子圏とする鎮守で「てんのうさま」とも呼ばれる。
石を神として尊崇する信仰は全国各地にみられるもので、当社も石神信仰に基づく縁起を有する。延暦十四年(七九五)、荊石が微妙な光を放ち、その光のうちに翁の姿をした二神(素盞雄命[すさのおのみこと]・事代主命[ことしろぬしのみこと])が現れて神託を告げたという。そのためその石は「瑞光石」と呼ばれ、出現した二神を祭神として祭る。(素盞雄神社公式サイトより)
ここも又御祭神が書き換えられ、牛頭天王が須佐之男命と事代主命になっています。戦後国家神道ではなくなった筈ですが、一度書き換えられた御祭神は元に戻らないのでしょうか。

御祭神 素盞雄大神(須佐之男命)・飛鳥大神(事代主命)

神社入口

入口に居た狛犬。当日は獅子山の狛に圧倒されてさほど感じなかったが、こうして改めて単独で見ると迫力がある良い狛犬だった。

(文化5年(1808)6月吉日建立)

拝殿

今まで沢山の狛山を見てきたが、ここのは群を抜いて迫力も石工さんの技量も勝れていると思われる。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿内の神殿狛犬

拝殿に青竜と玄武が見えました。恐らく白虎と朱雀もいるでしょう。これも明治以前の御祭神「牛頭天王」という複雑な性格を持つ神を祀っていた名残でしょう。

本殿


瑞光石を御神体にしている浅間神社

御神体を守る、のほほ〜ん狛。はじめちゃん

(宝暦10年(1760)1月建立)

神楽殿

ここにも富士塚が、最盛期には100箇所ほどもあったそうです。

母乳の出ない婦人がその皮を煎じて飲み、周囲に米の研ぎ汁を撒いて幼児の無事成長を祈願した「子育ての銀杏」