千住神社

足立区千住宮本町24-1(平成16年10月24日)

由緒より
当神社は、千住(千寿)に集落が形成され始めた、延長四年(九二六年)丙戌年、土地鎮護と五穀豊饒を祈って、伏見稲荷より分霊を勧請し、稲荷神社を創立した。
 永承六年(一〇五一年)源義家は、奥州征伐の際、荒川(現千住大橋付近)を渡り、二ツ森(現千住神社)に陣営し、神前に戦勝を祈願したと、古記録に記載されている。更に、弘安二年己卯年(一二七九年)に武蔵国、一の宮氷川神社の御分霊を勧請し、氷川神社を創立した。この為に、鎌倉時代より江戸時代には、ここを二ツ森と云っており、旧考録には、代々の将軍が二ツ森で、贋狩りを行ったという記事が、随所に記録されている。
 寛永年間に至って、千住が日光街道の第一宿となり、当神社は、その西方にある為に、西の森とも云われた。
千住という何度と無く災禍に見舞われた地域に古く又素晴らしい狛犬が残っていた事に驚嘆しました。又私達が参拝した時にも引きも切らさず訪れる方がいらして地域に密着した神社だという感があります。

(文政13年(1830)5月制作)

狛犬に比べ、社殿は今一。戦災で焼けたようです。

(昭和3年9月吉日制作)

(弘化2年(1845)9月制作)

この恵比寿様に願掛けの方法
恵比寿様を男性は左に三回、女性は右に三回廻し祈念した後、白いハンカチにて恵比寿様の体の各祈願部位(下記)を三回なでます。
・商売繁盛 鯛・家内安全、合格祈願 頭・縁結び、恋愛成就 胸・癌除け 腹・スポーツ上達 腕と足・ボケ封じ 後頭部・その他 痛い所

神社入口

参道

神楽殿

双方吽の子持ちで優しく慈愛に満ちた顔の江戸狛。とても出来が良い。

囚われのキツネ。保護の為でしょうが何とも無粋。

関東では珍しい佐賀式岩狛、太郎ちゃん。
どうしてここにいるのでしょう?はるばる旅して来たのでしょうか。

境内社・経王稲荷神社

新旧三代お狐様

三峯・恵比寿・八幡神社

狛だかキツネだか良く分からない狛犬。三峯なので狼かな?

浅間神社。
ここにも富士塚。この地域、
江戸時代には富士講が
盛んだったのでしょうか。

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