足立区千住河原町10-13 (平成16年10月24日)
この神社は不思議な神社で稲荷というのにそれらしき気配が全くなかった。境内の碑にもやっちゃ場の旦那衆の事が書かれてあり、神社の由来や神様が何方とかは一言も無かった。
では『やっちゃば』について
旧日光街道に面する千住河原町の両側は江戸時代からのヤッチャバ(青果市場)の跡。やっちゃばとは・・・そのせりのかけ声の「ヤッチャ〜」から、ヤッチャバの名が起こったといわれている、と言う事でした。
狛犬がヤケに大きいと思ったらこのやっちゃばの旦那衆は何でも大きい物がお好きだったとか・・・珍しく狛犬の説明文に書いてありました。
最後に調べられた事から。この神社は旧大師道から入る、やっちゃ場の鎮守さまで、食べ物の神、商売繁盛の神、出世の神様で、千住市場の守護神でした。
神社入口
拝殿
拝殿内部
本殿
とにかく大きい狛犬です。案内板にはこの狛犬の兄弟が浅草神社にいると書いてありました。
社務所前の植え込みの中に一体だけ「なんでそんなに怒っているの?」と聞きたい狛犬がいました。