舎人氷川神社

足立区舎人5-21-34 (平成26年4月1日)

東経139度46分21.65秒、北緯35度48分36.73秒に鎮座。

【神社情報・剣貝さんより】
日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園」駅より北へ徒歩数分の所に鎮座しています。参道途中の西側に池と弁財天社があります。そこに狛犬が居ました。一面に施された彫刻はガードされよく見えないのが残念でした。

御祭神 素盞嗚尊

御由緒
当社の創建は古く、正治2年(1200)鎌倉時代の初期に大宮の氷川神社を勧請祭祀したと伝えられている。現在の社殿は、天保7年(1836)の建築で、総けやき造り、柾目の素材を集めて造営されている。唐様破風流れ造りの屋根が大きく社殿を覆っている。その特徴は社殿一面に施された彫刻美にある。向背の両柱の昇竜・降竜、正面扉の唐獅子や牡丹、左側面の八岐の大蛇退治、裏面には天の岩戸開き、右側面には天孫降臨の様子が浮彫にされている。さらに、奥の両袖の懸崖には親子の唐獅子が彫り抜かれている。獅子は子を千仭の谷へつき落し、子は自力で谷間から這い上がるという図柄である。
舎人は江戸時代には赤山街道の宿場として栄え、「ごぼうの市」に代表される市場町としてもにぎわったところである。この文化的・経済的な背景がすぐれた彫刻を持つ社殿の建立につながったといえる。
足立区教育委員会案内板 より

神社の本殿は総欅造り、柾目の素材を使用し、屋根は唐破風の流し造りです。一面に施された精巧な彫刻(昇龍・降龍・唐獅子・牡丹・八岐大蛇退治・天の岩戸開き・天孫降臨等)は、区内屈指の神社建築(足立区登録文化財)で、舎人町・入谷村・遊馬村(草加市)の3町村の鎮守です。また、正治元年(1200年)に、武蔵野一宮である大宮氷川神社を勧請したという古社です。
あだち観光ネット>あだちのみどころ発見 より

入口

参道

参道、振り返って

手水舎

拝殿

向拝の彫刻

本殿と彫刻。精巧な彫刻も良く見えません。

弁財天社

社殿

鄙びた感じが微笑ましい江戸流れ。拡大写真はこちら。
(年代不明)

たぶのきと境内社・多賀神社

内部

境内社・八幡神社&祭具庫

内部

境内社・写真左側(手前)・稲荷神社、写真右側(奥)・牛頭天王社

稲荷神社内部

牛頭天王社内部・左の石像は子を抱いた母か