稲荷神社

小平市上水本町2-6-14 (平成30年2月15日)

【神社情報・来戸さんより】
西武国分寺線、鷹の台駅より徒歩15分程の所に鎮座しています。

御祭神 倉稲魂命

御由緒
除地、百五十坪、小名上にあり、其所の鎭守なり、本山派修驗、同郡下小金井村光明院配下鈴木院の持、上屋九尺に二間、中に三尺四方の祠を置、南向、前に鳥居をたつ、例祭九月廿二日、
新編武蔵風土記稿>多摩郡>鈴木新田>稲荷社 より
*小名(こな):村内や町内を小分けした名

創建年月日は不詳であるが、明治三年八月品川県御役所宛書上書に、武州多摩郡鈴木新田産土神稲荷社上下式社とある。更に翌四年の書上書には、武州多摩郡鈴木新田字上鎮守稲荷社とある。明治六年十二月村社に列せらる。明治四十一年下鈴木稲荷神社に合祀する。現社殿は昭和二十四年一月元陸軍経理学校の若松神社社殿を大蔵省より払下げを受けて、昭和二十七年二月分霊鎮座祭斎行した。
北多摩神社誌 より

この玉川上水南沿いは、かつて鈴木新田に属し、上鈴木(現上水本町)と呼ばれていました。享保8年(1723)3月、新田開発の際に親村である貫井村(現小金井市貫井町)から、稲荷神社を勧請し、鎮守 として遷祀しました。明治6年に村社に列せられましたが、明治41年に、下鈴木(現鈴木町)の稲荷神社に合祀されされました。 昭和24年1月、地元住民の強い要望により、旧陸軍経理学校に祀られていた若松神社の社殿の払い下げを受け、再び上鈴木の鎮守の社として遷座されました。小平教育委員会・小平郷土研究会。
境内案内板 より

入口

社号標

祭具庫

手水舎

拝殿

本殿覆屋


境内社

右側内部

左側

脇障子の狛犬。左右どちらもつぼみ。

二月の南天櫻