氷川神社

小平市回田町136 (平成29年11月26日)

東経139度29分46.51秒、北緯35度42分52.81秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
西武多摩湖線、一橋学園駅より徒歩20数分程の所に鎮座しています。私は堀端稲荷神社より歩きました。途中玉川上水脇の紅葉を楽しみました。僅かな時間ですが写真を撮っている人、二人に会いました。撮る時は互いに譲り合いました。

御祭神 須佐之男命

御由緒
東村山廻り田宅部鎮座氷川神社の神霊を回り田新田開発に当り枝宮として、名主九兵衛宝暦5乙亥年2月3日勧請した。また現社殿は安政6年己未年再建したと伝わる。明治4年村社に列せらる。
北多摩神社誌 より

年貢地、村の乾(いぬい・北西)の隅にあり、祠は二尺四方にて上屋九尺に二間南向、~體なし、村の鎭守なり、寶曆五年二月本村の修驗三光院宅應といへるものゝ勧請する所なり、祭は六月十五日と九月十九日と一ヶ年二度あり、名主忠兵衛が持なり,稲荷祠 本社に向て左の方にあり、小祠、
新編武蔵風土記稿>武蔵野新田>廻り田新田>氷川社 より

廻(めぐ)り田新田は、狭山丘陵の東南にあった廻田村(現東村山市廻田町)を親村とする新田で、草刈り場を確保するため、享保11年(1726)に野中新田から土地を譲り受けて発足しました。
はじめの頃は、家を造って定着する人もありませんでしたが、次第に定住が進み、精神的支柱としての神社の建立を要望されるようになりました。そこで、宝暦5年(1755)新田の有力者である弥兵衛の持地を社地として提供してもらい、本村の氷川明神と稲荷明神の両社の枝宮としてこの神社が勧請されました。
現在の社殿は、安政6年(1859)に再建されたものと言われています。
境内案内板(小平教育委員会・小平郷土研究会) より

来た道を振り返って・右側、玉川上水。

鳥居

手水舎

石祠

拝殿・安政6年(1859)再建

奥殿

境内社