八幡八雲神社

八王子市元横山町2-15-27 (令和3年9月24日)

東経139度20分17.96秒、北緯35度39分28.63秒に鎮座。

この神社は、八王子駅の北西700m程の辺り、元横山町の街中に鎮座しております。

御祭神 誉田別尊・素盞鳴尊

由緒
当社は武蔵国八王子の中央部に鎮座し、往古より両社と称し、八幡神社は八王子創始の地主神で、又八雲神社は八王子の地名発祥の神と言われ共に八王子と最も深い関係を有する大切な御社であります。・・・・・・
八幡神社は、延長2年(924)、武蔵守隆泰が国司の時、此の地へ、石清水八幡宮をまつり、國土安全を祈願したのが当社の起源であります。・・・・・・
八雲神社は、俗に天王様と申し、延喜16年(916)大伴妙行が、深沢山(元八王子城山の古い名称)の山頂に奉斎し、天正年間(1573〜1591)、北条氏照が、此山に城を築いてから、氏神として、崇敬しました。天正18年(1590)6月落城の時、城兵は、天王の神体を奉戴し、川口村黒沢の地に秘かに逃れ、北条残党の氏神として、崇敬していました。慶長3年(1598)6月、大洪水のため神体は流失し、遂に八王子新町の北なる、板屋ケ淵に漂着し、暗夜に御光を放ち、現れたのを、6月13日未明、新町百姓五兵衛という者が之を発見し、自宅土間の臼上に移し、初穂の小麦を煎って供物とし、朝夕礼拝している内、或夜、夢の中に、不思議な神勅を受け、宿長、長田作左衛門の助力を乞い、八幡の社内に遷座しました。・・・・・・
境内由緒書き より。

深沢山山頂の神社は現在八王子神社となっております。

神社入口

参道左右の獅子山

拝殿

拝殿内部

本殿


横山神社

稲荷神社