白山社

調布市深大寺元町5-15-1 (令和3年2月7日)

東経139度33分11.86秒、北緯35度39分52.28秒に鎮座。

この神社は、深大寺・元三大師堂の近くに鎮座しております。

御祭神 白山権現

由緒
江戸期の深大寺境内には十社に及ぶ小祠があり、当時の境内の景観を伝える『新編武蔵風土記稿』や『江戸名所図会』等の古い鳥瞰図を見ると、天満宮や稲荷社・山王二十一社一棟などのお宮が存在していたことが伺えます。
この白山社は明治18年(1885)(80世住職・浮岳堯欽代)再建の時に白山・稲荷・山王の三神を合社してもので、中央に白山権現(白山比盗_)、左に稲荷大明神、右に山王権現(地主神)を祀っています。
白山権現は別名菊理姫大神とも言われ「くくりひめ」の「くく」は物事を「くくる」意味で人と人とを結ぶ”縁結びの神様”として慕われてきました。
稲荷大明神は”お稲荷さま”の名で親しまれ、穀物・農業の神として祀られ、時代の変化につれて商売の神や家を守る屋敷神として信仰されています。
山王権現の由来は、伝教大師が比叡山の神である、日吉大神(日吉大社)を天台宗の守護神として崇めたのが始まりで、中国の天台山国清寺に祀られていた地主神”山王元弼真君”になぞらえて日吉大神を”山王”権現と称しました。
当時の木札には「3月18日再建」と書かれており、白山権現の本地仏である”十一面観音さま”の縁日にちなんだ再建でありました。
境内由緒書き より。

入口

元三大師堂

社殿

社殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(天保12年(1841)辛丑2月吉祥日建立)

御幣


鬼太郎茶屋

妖怪